海と山の交流

赤須賀の豊かな漁場を守り、シジミやハマグリを次の世代に残すことは漁師の使命だと思っています。しかし、漁師の努力だけでは限界があり、陸で生活している方々の理解と協力なしに、漁場環境を守ることはできません。

赤須賀の漁業や環境を陸で生活する方々に知っていただく取り組みに漁業者は力を注いでいます。 

    

 

学校給食へ食材提供

赤須賀で捕れるシジミの美味しさを桑名の子供たちに知ってもらうため、年に1回、桑名市内の全小学校20校(合併したの旧多度町、旧長島町を除く)にシジミを配布し、給食の献立にシジミ汁を提供しています。この取り組みは昭和50年代から行っています。

給食の前に、漁業者が小学校を訪問し授業のなかでスライドやパネルを使って貝の獲り方や漁場環境について説明しています。

 

小学生の見学を受入

シジミを食べてもらうだけでなく、実際にシジミの獲れる現場を見てもらいたい、ということで地元桑名の小学校から社会見学を積極的に受け入れています。

 

 

赤須賀漁業まつり

毎年7月に、「赤須賀漁業まつり」を開催して、都市住民の方々と交流を図っています。シジミ汁や焼きハマグリの無料配布もあり、「まつり」の日には港に2〜3千人のお客さんで賑わいます。「赤須賀漁業まつり」は平成12年から開催しています。

「まつり」に参加のお客さまを漁船に乗せ漁場へ案内し、シジミ漁の様子を見学していただく体験イベントを行っています。

     

木曽川上流・東白川村との交流

平成14年度(2002年度)に三重県豊かな海づくり大会が赤須賀を会場として開催されたときの記念行事として「海と山の交流」が企画されそれが継続しています。

岐阜県東白川村は木曽川水系をとおして赤須賀のある桑名市とつながっています。

 

 

 

 

 

平成16年(2004年度)8月、東白川小学校の4年生20名がバスで片道3時間をかけてはるばる赤須賀を訪れました。桑名市立城東小学校4、5年生40名も参加し、海と山の小学生を一緒に漁船に乗せ干潟に案内し干潟の生物観察会を行いました。

 

 

 

海と山という全く異なる環境で生活している子供達が交流し、一緒に干潟で遊ぶという体験を通して、

「山・川・海のつながり」や

「山が海を育んでいる」ことを

子供達に実感してもらうことが漁業者の狙いです。

10月には、城東小学校の子供達とともに漁業者が岐阜県東白川村を訪問し、「思いやりの森造成運動」に参加しました。

このように、海と山で生活する者が交流し、お互いのつながりを認識することで、山・川・海の流域全体に目を向けた環境保全が実現し、漁場環境が守られることを心から願っています。

   

赤須賀漁業協同組合

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